宗像利浩作「利鉢」 |
ご挨拶 宗像窯の器と出逢い、宗像先生の温かなお人柄溢れる器に、私の思いを花に託し表現いたします。 是非ご高覧下さいますよう、ご案内申し上げます。 藤原 素朝 |
推薦文 この度、この福島市において、伝統と古格を誇る梶井宮御流家元藤原素朝先生の個展が開催されることは、誠に喜ばしいことであります。 梶井宮御流の始祖は古く室町時代門跡寺院として、天台筆頭である京都三千院に端を発し、現在の藤原先生は、第二十一世家元を平成十六年に継承襲名なされた、文字通りの「才媛」であられます。 平素のご精進に加ふるに、もって生まれた天成の資質、感性を十分に発揮せられ、生花、投入花、盛花いづれにおいても斯界で若き家元として活躍されておられます。 今般、みちのく福島にての個展開催にあたり、地元は会津本郷の名門宗像窯より亮一先生、利浩先生のご協力のもと、花器はすべて本郷焼、素材たる花木も地元花見山より調達せられる由、福島の魅力を十二分に発揮せられております。 皆様、どうぞお誘いあわせのうえ、洗練された美と静謐の世界におでかけ下さい。 株式会社 東邦銀行 取締役会長 瀬谷 俊雄 |